腰痛について、人類は二本足で歩行する以上、腰痛は避けられないと云われ、世界中の整形外科医が、85パーセントの腰痛は原因が不明だと云われます。これといった原因も無い腰痛が、大半の腰痛に当てはまると思います。転んだり、ぶつけたり、何も原因が思い当たらない腰痛は、どこかを痛めているものではありません。しかし、原因がわからないまま長年腰痛で悩んでいる方がたくさんいます。
整形外科の放射線検査で、腰骨と腰骨の隙間が狭くなって、歪んで見える為に椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症で腰の痛みや座骨神経痛、足のしびれが発生していると云われています。
牽引療法等で腰痛や座骨神経痛が緩和することは少ないと思います。一日に15分から20分程度牽引しても腰骨と腰骨の間が広がることは無いからです。なぜならば地球の重力に引かれて、もとの状態にもどってしまいます。牽引療法をするならば、治療の手助けにはなりますが、それだけでの完治はないでしょう。合わせて筋肉の揉みほぐしと日常の生活動作の注意をすることが必要と考えています。